上村松園《序の舞》 修理後初の一般公開
東京・上野の東京藝術大学大学美術館で「東西美人画の名作《序の舞》への系譜」を開催する。期間は3月31日(土)から5月6日(日)まで。
上村松園作《序の舞》は、昭和11年(1936)に出品されて政府が買い上げ、当時の東京美術学校(現東京藝術大学)に収蔵された。近代美人画の最高傑作ともされ、平成12年(2000)に国の重要文化財に指定されたが、制作から80年近くが経過し、本格修理となった。修理後に一般に公開されるのはこの展示が初めてとなる。
展示では、喜多川歌麿など江戸時代の風俗画までさかのぼり紹介し、美人画の歴史を《序の舞》が制作された昭和戦前期までたどる。また、東西美人画の競「艶」として、上村松園など関西画壇の作品と、鏑木清方など東京画壇の作品を展示。東西の著名作家による美人画が集う。
開催概要
開催期間は2018年3月31日(土)~5月6日(日)。休館日は月曜(ただし4月30日と5月1日は開館)。開館時間は10:00~17:00まで(入館は閉館の30分前まで)チケットは、一般1,400(1,300)円、大学・高校生は900(800)円。()内は20名以上の団体料金。中学生以下は無料。障がい者手帳の所持者と介護者1名は無料。
(画像は公式WEBサイトより)

東西美人画の名作 《序の舞》への系譜
http://bijinga2018.jp/index.html