KOTARO NUKAGAで開催
リーラ・ショーブルはオーストラリアのメルボルンを拠点とし、気候変動や自然環境問題、人間と自然との関係性を訴えてきた。
繊細で美しい写真の数々が、国内外の先鋭的アーティストの作品を発信するギャラリーである「KOTARO NAKAGAWA」にて6月2日(火)から7月4日(土)までの会期で日本初お目見えする。
過酷な環境変化の中で「生きる」息を飲む自然美に圧倒
2015年に北極圏で人類がもたらした自然環境への影響を目の当たりとし、そこから「人類と環境との関係」を自身のテーマとしている。
研究者達と共にアマゾンの熱帯雨林でのプログラムに参加。今回の個展では「Growing in the Dark」と「Signal」で当時撮影したものを見ることが出来る。
悪条件の下で生きる植物の姿を捉えた作品たちは、美しくも神秘的。撮影中に生態系の背後にある科学の存在を垣間見たと言うショーブルは、単に「環境」という枠には収まりきらない程のメッセージを私たちに問いかける。
作品どれも人類の犯した自然環境の悪化にのみフォーカスするのではなく、新たな環境への適応力が生み出す「希望」も同時に示している。
会場のKOTARO NUKAGAまでは、東京臨海高速鉄道りんかい線「天王洲アイル駅」B出口から徒歩約8分。会期は6月2日(火)から7月4日(土)までとなっている。(日月祝休廊)
(画像はプレスリリースより)

KOTARO NUKAGA
https://www.kotaronukaga.comリーラ・ショーブル公式WEBサイト
https://www.leelaschauble.com