美術館および図書館の収蔵品のうち約200点を公開
2011年11月4日(日)まで、東京ミッドタウン・デザインハブにおいて、第36回企画展「ムサビのデザイン 武蔵野美術大学のデザインコレクションと教育」が行われている。
今回、公開されているのは、武蔵野美術大学美術館および図書館が収蔵している40,000点を超えるデザインコレクションのうち、1950年代から70年代までのポスターや椅子、雑誌、工業製品、玩具等約200点。
時代のデザインムーブメントを反映
グラフィックデザインが、単なる広告からデザイナーの自己表現や社会的または文化的なメッセージを発信しているものへと社会の認識が変わり始めたこの時代を、公開されているポスターや雑誌などがしっかりと反映。
またその背景にあるデザイン教育の誕生と成長の過程、さらに新素材や新技術が新しい産業デザインや製品デザインを生み出していったデザインムーブメントを感じ取れる内容となっている。
このほか、2012年10月25日(木)18時からは、森美術館館長の南條史生氏、経済産業省通商政策局の高木美香氏、武蔵野美術大学教授である柏木博氏によるトークイベント「クリエイティブ・インダストリーのこれから」が行われるとのこと(要申込)。
さらには、同時開催として「ダイアグラム教育 太田徹也の教育の軌跡/明日を予測する情報のカタチとデザイン」も行われている。
東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
開館時間:11時から19時まで(無休)
入場料:無料

東京ミッドタウン・デザインハブ第36 回企画展
「ムサビのデザイン 武蔵野美術大学のデザインコレクションと教育」
http://www.designhub.jp/press/2012/09/21/0921_HUB_MAU