ネコとライオン 似てる?似てない?
こたつで丸くなるネコと百獣の王ライオン。人間社会とともに生きるネコと、サバンナで野生動物として生きるライオン。生活も大きさも食べ物も違うネコ科の動物2つの似てるところ似ていないところを切り取った写真展8月10日~10月20日、東京都写真美術館にて、岩合光昭写真展「ネコライオン」を開催する。
岩合光昭は世界で活躍する動物写真家だ。世界中の自然や日本の身近な場所などいろいろな場所で動物の写真を撮り続けている。特にネコ科の動物には特別な思い入れがあり、多くの作品を発表している。ネコ科動物を知り尽くした男、岩井光昭は「ネコは小さなライオンだ。ライオンは小さなネコだ。」と話す。
今回発表された作品は、サバンナで撮影されたライオンと日本国内で撮影されたネコの写真がセットで展示される。彼らの背景は全く違うが、その表情や仕草には驚くほど似ている瞬間がある。
岩合光昭によるアーティストトークも開催
8月10日(土)、17日(土)には、岩合光昭本人によるアーティストトークも開催される。9月以降も順次開催される予定だ。世界各国様々なシチュエーションで、ネコやライオンの撮影をしてきた作者の、生の声が聞けるチャンスだ。
また、渋谷ヒカリエで同作者の写真展 ~ねこ~が開催中。こちらは8月25日(日)まで。ねこ鑑賞のはしごをしてみるのもいいかもしれない。

東京都写真美術館 岩合光昭写真展「ネコライオン」
http://syabi.com/contents/exhibition/