台湾のモバイル広告をO2Oツールに組み込む
株式会社フルスピードは、Vpon Japan株式会社の運営する台湾最大級のモバイル広告プラットフォームの「Vpon」を取り入れた、訪日台湾人旅行者向けの集客プランである『越境O2O LITE』台湾Ver.を開始したと発表した。
O2Oとはオフラインでの行動を促す施策や、オンラインにて情報接触行動を行い、オフラインでの購買行動に影響を与える施策を指す。
年々増加する外国人旅行客に対しての施策
2015年日本を訪れる外国人旅行者数が過去最大を更新した。そのため国内におけるインバウンド(訪日外国人旅行)市場は急成長をとげている。
2015年度の訪日外国人旅行者は1973万人であったが、そのうち台湾からの旅行者は367万人と、中国・韓国に次ぐ高い割合を示している。
さらに日本の商品・サービスを非常に好んで使用しているため、国内消費は年間2188億円にのぼっている。
増加する外国人旅行者に、旅行の前から訪日時の店舗来訪を促す仕組みとして、O2Oサービスを使用する展開を独自に進めてきたのである。
そのため今回台湾および中華圏全土をカバーするDSP(広告の効果を最大化するための支援ツール)を兼ね備えた「Vpon」を利用し、「Vpon」独自のデータや提携パートナーのデータを活用し、訪日の可能性が高い顧客や、すでに訪日している顧客に情報を提供していく。
クライアントだが、小売店・百貨店・メーカーなどの幅広い業界での対応が可能となっている。サービス内容は日本語で指示をもらったうえで、台湾向けランディングページを含むサイトをフルスピードの最適化フォーマットにて制作する。
そしてVponの配信プラットフォームを使用して、台湾主要メディアに情報を拡散し、ランディングサイトに来店見込みの高い訪日予定台湾旅行客を集客する。掲載完了後、分析およびレポーティングを1回納品する。なお契約期間は3カ月となっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社フルスピード プレスリリース
http://www.fullspeed.co.jp/press/1215/