生活雑貨が使いづらく生まれ変わる片桐仁の粘土作品
ラーメンズの片桐仁が16年にわたり製作を続けてきた粘土作品の展覧会『片桐仁 不条理アート粘土作品展「ギリ展」』の開催が決定した。
片桐仁の粘土作品は「何かに粘土を盛る」技法が特徴だ。生活雑貨や日有用品に粘土を盛ることで、使いづらくシュールな形に生まれ変わる。買ってきたプリンを冷蔵庫においておいたら誰かに食べられてしまったという事例を防ぐために考案されたという作品「プリンの処女」は、下面はピーマンの彫刻、上面は恐ろしい女性の顔で成り立ち、誰しもが蓋を開けてプリンを取るのを躊躇させる迫力がある。ちなみにBIGサイズのプッチンプリンが2個収納できるという。
一般作品も募集 審査は片桐仁本人が実施
「ギリ展」開催に伴い、一般公募による「粘土道作品」も募集する。身近なものに粘土を貼り付けて作品を制作し、写真に撮るか、個展オープン前日に持ち込むことで応募が可能。片桐仁本人が審査を行い、優秀作品は個展会場内で展示されるとのこと。
開催はイオンモール幕張新都心グランドモール3Fのイオンホールにて7月10日~7月26日。入場料は一般500円、学生400円となっている。片桐仁のシュールで精巧な世界を堪能してみてはいかがだろうか。
片桐仁 不条理アート粘土作品展「ギリ展」
http://www.giriten.com/