リトグラフによる作品の展覧会
東京都千代田区の、東京駅内にある東京ステーションギャラリーでは、2016年2月7日までの日程で『パリ・リトグラフ工房Idemから -現代アーティスト20人の叫びと囁き』が行われている。
休館日は毎週月曜日と年末年始の12月28日から1月1日まで(1月11日は祝日のため開館し、翌12日を休館日とする)。
開館時間は10:00から18:00までだが、金曜日のみ20:00まで開館している。なお入館はいずれも閉館の30分前まで。
この展覧会は、リトグラフという石版で水と油の反発作用を利用し刷られた平版画により生み出された作品によって構成されている。この技法は19世紀から20世紀初頭にかけてフランスで花開いた。
その後もピカソやマティス、シャガールといった芸術家が1940年半ばから70年代にかけて数々の名作を生み出したことで、再び脚光をあびていた。
現在もその歴史と技術を受け継ぎつつ創作している団体の作品
それら100年以上あるリトグラフの歴史を背景にし、モンパルナスの地で技術と創作の伝統を受け継ぎつつ、1990年代からアーティストとの共同制作を積極的に行っているのがリトグラフ工房「Idem Paris(イデム・パリ)」である。
多数のアーティストがこの工房の作品の魅力に引き寄せられ、リトグラフ制作を行っている。
今回の展覧会はそれらのアーティスト20名がIdemで制作した約130点のリトグラフにて構成されている。
(画像はホームページより)

東京ステーションギャラリー 現在の企画展
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201512_idem.html