スタジオジブリのアニメに登場する建物を集めた企画展
1985年の創立以来、多くのアニメ作品を世に送り出してきたスタジオジブリ。そのアニメの中に登場する「建造物」に焦点を当てた企画展「ジブリの立体建造物展」が江戸東京たてもの園で開催中だ。
ジブリアニメの中に登場する建物は「油屋」「ハウルの動く城」「ラピュタ城」など個性的でありながらどこかに実在しそうなものが多い。同展覧会では、スタジオジブリの出発点となった「風の谷のナウシカ」から最新作「思い出のマーニー」まで、作品内に登場する建造物の、背景画、美術ボード、美術設定などの制作資料を公開する。
江戸東京博物館ではジブリ最新作「思い出のマーニー」がテーマの企画展も開催
また、代表的な建造物を立体で表現。千と千尋の神隠しに登場する「油屋」は3mの立体で登場する。細部にまで作りこまれた緻密な建物を前にすると、アニメの世界に足を踏み入れたような感覚に襲われる。
7月27日からは江戸東京博物館でスタジオジブリ最新作の「思い出のマーニー」で美術監督を務める種田陽平氏が手がける「思い出のマーニー×種田陽平展」も同時開催される。ジブリ作品の中に自分が入ってしまったような不思議な体験をしてみてはいかがだろうか。

ジブリの立体建造物展
http://tatemonoen.jp/special/index.html思い出のマーニー×種田陽平展
http://www.marnietaneda.jp/exhibition/index.html