伝統的・歴史的菓子屋のNEWカフェで、冬の定番に舌鼓
創業1818年の創業、そして1867年の江戸安政の頃から日本橋の袂で菓子屋を営む「榮太樓總本鋪」。今年の8月にリニューアルオープンしたその日本橋本店内のカフェ「E-Chaya」に「おしるこ」と「あま酒」の販売を開始した。
特別なこだわりが濃縮された特別な「冬のお楽しみ」
今回販売されている「日本橋おしるこ・マンゲツモチ入り(450円)」は、和菓子の素材には欠かせない「餡」が肝のおしるこ。創業以来ずっと大切にしてきた餡へのこだわりが詰まっている。北海道十勝産の小豆を使用し、千葉県成田市にある無化学農薬・有機肥料栽培にこだわる「おかげさま農場」の特別栽培米「マンゲツモチ」を添えた。
マンゲツモチは一粒一粒しっかりとした弾力のある力強いコシと食感が、江戸っ子の好みを再現しており、もち米本来の旨味が強い品種で口当たりなめらかな餡との相性は抜群。天皇陛下が皇居内の水田にて作付けされたことのあるもち米でもあり、収穫されたお米は皇室の神事でも使われるほどの歴史ある品種だ。
また「あま酒・酒粕二割三分磨き(400円)」も「榮太樓總本鋪」と「旭酒造株式会社」それぞれの伝承の技とこだわりを共鳴させた。何と酒粕には純米大吟醸「獺祭」を使用。国産の酒米「山田錦」を磨きぬいてつくる二割三分の酒粕は、米粒状の麹が多く残り、素材そのものの旨みを存分に堪能できる。これを生かすため、無香料・無着色で砂糖以外の余計な材料は不使用という所も、こだわりが感じられる。

榮太樓總本鋪
https://www.eitaro.com