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レオナール・フジタが抱いた人物への想い 多数の資料を交えての展覧会

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レオナール・フジタが抱いた人物への想い 多数の資料を交えての展覧会

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資料を交えてモデルに対するまなざしの再検討を行う
千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館では、2016年9月17日(土)から2017年1月15日(日)までの期間、『レオナール・フジタとモデルたち』の展覧会を行う。
レオナール・フジタ
展覧会では初期から晩年までの約90点の作品を、モデルに対する資料約150点も交え、フジタの思考とモデルに注ぐまなざしを再検討するものとなっている。

くわえてフランスのエソンヌ県の特別協力により、フジタがモデル研究の集大成として群像表現に挑んだ4点の壁画も展示する。

近代ヨーロッパにて日本人では最も成功した画家
レオナール・フジタは本名を藤田嗣治と言い、「乳白色の下地」と極細の描線でスタイルを確立した作家であり、近年注目されている画家である。

この展覧会ではフジタの絵を「モデル」という視点から再検討し、職業モデルの他にも身近な友人や妻、そして世界の様々な都市で出会った人々に注がれた画家のまなざしをたどる構成となっている。

日本からフランスに渡り、両大戦間のパリで時代の寵児となったレオナール・フジタだが、ヨーロッパ近代の美術の歴史において最も成功した日本人芸術家と言える。

人物画で最もその力量を発揮させた
多様な主題・ジャンルでその才能を発揮してきていたが、フジタの画業の中心を占めるのは人物画である。

フジタは他の画家と同じように職業モデルによるポーズの研究を行った結果、社交界の名士や裕福なブルジョワから肖像画の制作を多々うけるようになっていた。

しかし時には家族や親しい友人を画面に登場させることもあったため、「モデルたち」をプロフィールや制作の経緯、関連する出来事とともに振り返る際にはフジタを取り巻く人的環境および主題を通して取り組んだ造形的問題というふたつの背景が浮かび上がる。

休館日は毎週月曜日だが、9/19、10/10、1/9は開館し、他に9/20、10/11、12/25-1/2、1/10を休館日とする。開館時間は9:30から17:00までで、最終入館時間は閉館の30分前までだ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

DIC川村記念美術館 プレスリリース
http://kawamura-museum.dic.co.jp/
Amazon.co.jp : レオナール・フジタ に関連する商品



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