「日本」を象徴する数々の文化を一同に
東京都江東区にあるパナソニックセンター東京にあるコーポレートショウルームでは、東京2020公認プログラムとして、特別企画展「文化のちから」を2016年12月4日まで行っている。
展示は歌舞伎や浮世絵といった江戸で市井の人々に愛された文化や、「装う」、「味わう」、「しつらう」、「日本の色・紋」というものをパナソニックの高精細な映像技術で紹介している。
さらには木工、金工、陶芸、漆芸、人形、ガラスといった伝統工芸品の実物展示も行っている。
これらとともにパナソニック創業者の松下幸之助が抱いた「日本のものづくりの心」も紹介しており、日本をかたちづくる文化の姿を体感できるようになっている。
長い時間をかけてつちかってきた文化
日本では、人間らしく日々を豊かに暮らしていくための知恵・価値観が長い時間の中でつちかわれてきた。
それは日本人独特の「美意識」と呼ばれるべき感性であり、そのため数多く存在する世界の国の中でも特徴的な衣・食・住や芸術文化、そして儀礼や儀式といったものを生み出してきたのである。
まもなく訪れる2020年の東京オリンピック前に、「日本の伝統」というものを考えなおしてみるいい機会でもあるため、大人だけではなく家族でぜひ訪れてみたい企画展となっている。
なお休館日は月曜日で、開場時間は10:00から18:00(最終入場は17:45)まで。

パナソニックセンター東京 イベント情報
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