日本の映画界の発展に大きく貢献し、映画を通して国際交流を目指した、鎌倉在住の川喜多長政・かしこ夫妻
かつて、日本の映画界の発展に大きく貢献し、神奈川県鎌倉市に居を構えていた川喜多長政氏をご存知でしょうか。
彼は、映画配給会社「東宝東和」の生みの親であり、夫人のかしこ氏とともに、外国映画の輸入・配給や海外への日本映画の紹介を通して国際交流に尽力してきました。そんな川喜多夫妻の功績を残そうと、4月1日に、鎌倉市にOPENしたのが、「鎌倉市川喜多映画記念館」です。
企画展第1段は「映画を世界で結ぶ-川喜多夫妻と想い出の名画-」
この記念館は、川喜多夫妻が生前過ごした邸宅跡。市が整備を進めてきて、満を持してのOPENとなりました。
展示室には、夫妻の生涯や功績を紹介するコーナー、企画展が設けられています。
企画展第1段は「映画を世界で結ぶ-川喜多夫妻と想い出の名画-」。夫妻が輸入した数々の外国映画を、珍しいポスターやスチール写真などで紹介。
懐かしの名作を映写室で公開!レアな作品が勢ぞろい
51席の映写室では、定期的に映画の上映も。懐かしの名作が、スクリーンでよみがえります。近々予定されているのは「天井桟敷の人々」「第三の男」「花咲ける騎士道」など。
映画ファン必見!鎌倉市の新たな寒鯉スポットの誕生、となりそうですね。