映画も公開、テレビでも特集されている究極のだめんず“太宰治”
2010年になって、様々なメディアで改めて取り上げられるようになった作家・太宰治。映画「人間失格」の公開や、テレビ番組でも太宰治の特集が組まれるなど、、作家ブームのひとつとして、今年は“太宰治”ブームがやってきそうな予感(昨年は「松本清長ブーム」でしたね)。その作品は、世界中でも愛されており、いろんな言葉で訳されています。
だめんずとしての“太宰治”に脚光!
何故、太宰治なのか。今回の太宰治ブームは、太宰の“だめんず”っぷりがフィーチャーされています。こんなにも破天荒でだらしのない太宰治が何故女性にモテたのか。“だめんず”としての生き方が、小説の繊細かつ情熱的な描写に表れていると、女性に特に人気が再燃。今年は、太宰治ブームが到来しそうですね。
2年前にオープン、「太宰治文学サロン」
そんな太宰治について知ることが出来るサロンが、東京・三鷹にあります。「太宰治文学サロン」 は、2008年の太宰治没後60年と2009年の生誕100年を記念して、太宰が通った伊勢元酒店の跡地に開設。太宰も訪れた銀座のバー『ルパン』を再現したカウンターに座って文献などを閲覧でき、太宰気分を満喫できるほか、太宰治直筆原稿(複製)、初版本(複製)などの資料や解説も。コーナー展示も充実しており、太宰治の非凡な才能を、観ることが出来ます。ですが、あやかって“だめんず”にはなろうと思わないようにしてくださいね。