東京・調布市が賑わう「日本三大だるま市」
東京都調布市にある深大寺。深大寺と言えばおそばが有名ですが、深大寺の大きな行事は、3月のだるま市。
正式には「厄除元三大師大祭」と呼ばれています。深大寺や、その地域を守っている「元三大師」さまのご威力にあやかる縁起だるま市なんです。
「日本三大だるま市」の1つとして、また東京に春を呼ぶ深大寺のだるま市として有名です。境内は大小約300余の縁起だるま店が威勢のいい掛け声で大にぎわい!
だるまの“目”には梵字を入れるんです!
深大寺のだるま市の特徴は、だるまの目!購入時はもちろん目には何も書かれていません。元三大師堂前の特設だるま開眼所にて深大寺僧侶より、直々に目入れをしてもらえますが、その“目”が面白い。
まずは願掛けとして、左目に梵字の“阿(あ)”を書いてくれます。それを1年後に、願いがかなったら、右目に右目に梵字の“吽(うん)”を書き入れるという、独特のもの。
「阿吽の呼吸」の言葉の語源だそう。東京の春の訪れを教えてくれる深大寺のだるま市で、楽しくも厳かな空気を体験してみては?
<深大寺 だるま市>開催日:
2010年3月3日(水)4日(木)9:00~18:00
開催場所:
天台宗別格本山浮岳山昌楽院 深大寺 〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5-15-1
スケジュール:
【大師堂護摩祈願】
・10時・11時・12時・13時・14時(大護摩供)
・15時半・16時半
【だるま開眼】
大師堂前仮設開眼所にて、9時~閉堂(18時)
問い合わせ:
深大寺 TEL:042-486-5511